朝のメイクが素早く簡単になる!プロ直伝!「コンシーラー」の基本的な使い方
メイクセラピストの荻野愛子です。
突然ですが、シミやクマ、くすみや赤みといったお肌の悩み。
できてしまったら、スキンケアでお手入れをしても、元通りにするには時間がかかってしまいますよね。
そんな時に活躍するのが「コンシーラー」です。
お肌トラブルの心強い味方と言えるコンシーラーの正しい使い方を知っておけば、
毎朝のメイクがもっと素早く簡単になります♪
今回は、朝のメイクが素早く簡単になる!プロ直伝「コンシーラー」基本の使い方をご紹介させて頂きます!
コンシーラーは「種類」で使い分ける
コンシーラーは大きく分けて、固形タイプと液状タイプに分かれています。
【固形タイプの特徴】
スティックやペンシルといった固形タイプは、速乾性が高く、カバー力の高さが魅力です。
ですが、その強いカバー力のため、広範囲に塗ると「厚塗り感」が出てしまうので注意が必要。
また、直ぐに乾いてくれる反面、保湿や弾力性に乏しく、動きのある部位に使うと乾燥します。
時間が経つとシワになってしまうので、頬など肌の動きが少ない部分への使用に適しています。
【液状タイプの特徴】
サラサラとした限りなく液体に近いものから、クリームのようにとろりとした質感のものまで様々な商品があります。
サラサラとした質感に近いほどカバー力が低く、とろみが強くなるほどカバー力が高い傾向にあります。
保湿と弾力性に優れているので、目の下、まぶた、口元など、肌の動きが大きい部分への使用に向いています。
使うタイミングは「ファンデーションのタイプ」で変わる
基本的に、コンシーラーをつけるタイミングは「パウダーの直前」です。
つまり、使用するファンデーションが、リキッドなのかパウダーなのかで、コンシーラーを使うタイミングが変わってきます。
リキッド、クリーム、クッションなど液状のファンデーションは
「下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー」の順番で。
場合によっては、フェイスパウダーを省略する方もいらっしゃると思いますが、その場合でもリキッドファンデーションの後にコンシーラーの順番で大丈夫です。
パウダーファンデーションであれば
「下地→コンシーラー→パウダーファンデーション」
の順番につけると◎。
『リキッドファンデ』の『後』にコンシーラー
『パウダーファンデ』の『前』にコンシーラー
と覚えておいてください。
プロのテクニック!
「ピンポイント」でつける
少し専門的なお話ですが、スキンケア商品やリキッドファンデーションのようなアイテムは、肌のきめに沿って「じわぁ」と伸びが良く、広がっていくように作られています。
それに対してコンシーラーは、塗られた範囲から広がることなく、しっかりその部分にフィットするように設計されたアイテムです。
その特性から考えても、コンシーラーはシミなどの気になる部分に、ピンポイントで使うのが大切。
気になる部分にジャストサイズでのせて、広く塗りすぎないことがポイントです!
まとめてカバーしようとコンシーラーを広く塗ってしまうと、時間が経ったとき、どうしても浮いて見えてしまい、かえって目立ってしまいます。
保湿性を高めたスティックや、カバー力が高い液体コンシーラーなど、目新しい商品が次々と発売されていますが、時間が経つとどうしても浮きやすくなってしまうので、ピンポイントで気になる部分にジャストサイズで使いましょう。
ソバカスなど、広い範囲でカバーしたい場合は、リキッドファンデーションでしっかりつけていく方が自然にカバーできます。
コスメにはそれぞれ特性があります。
それぞれの強みを活かして、上手に使うことで美しいお肌を作りましょう^^
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